海上保安官

◆海上保安官になるには

海上保安官は、海上の安全及び治安の確保を図ることを任務とする海上保安庁の職員のうち以下の職務を行う職員です。

  • 法令の海上における励行、海難救助、海洋汚染等の防止
  • 海上における犯罪の予防及び鎖圧
  • 海上における犯人の捜査及び逮捕
  • 海上における船舶交通に関する規制
  • 水路、航路標識に関する事務その他海上の安全の確保に関する事務並びにこれらに附帯する事項に関する事務

身分は一般の国家公務員です。

仕事内容

海上保安官とはまさに海上の治安を預かる警察官のような職業で、身分は国家公務員にあたります。

時には巡視船で、あるいは航空機やヘリコプターなどで海難救助や海の上の犯罪を取りしまります。

映画「海猿」で一躍有名になった職業と言えば、身近に感じられるかもしれません。これは海上保安官の中の「潜水士」がモデルとなった物語でした。

なりかた・資格・収入・等

海上保安官になるには幾つかの方法があります。

  • 海技免許を取得して採用試験を受け合格する。
  • 国家公務員Ⅰ種に合格する。

一般的とされるのは、海上保安学校に入りそこを卒業する。この方法は最短かもしれません。倍率は高いですが入学と同時に海上保安庁職員になれますから。

海上保安学校は2年前後、幹部職員を養成する大学校では4年半の教育を受けることになります。受験資格には、年齢制限や身体条件があります。

潜水士になるには、海上保安官になった後、健康診断や水泳能力などが勘案され、研修生に選抜され、そこから2ヶ月の厳しい訓練をこなします。最終的に国家試験に合格して初めて潜水士になれます。

海の安全を守る海上保安官の月収はというと、平均では約40万前後と言われているようだ。そこから考えると年収は600~800万程度ではないかと思われます。

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