◆警察官になるには
警察官とは、、警察法の定めにより警察庁、都道府県警察に置かれる公安職の警察職員のこと。
警察官の任務は、個人の生命、身体及び財産の保護、犯罪の予防、公安の維持並びに他の法令の執行等の職権職務を忠実に遂行すること等、と定められています。
階級と職務は警察法代62条により下記のように定められています。
- 巡査・・・最下位の階級。
- 巡査部長・・・警部補の下で巡査の上に位置する。警部、警部補などの上司の補佐、新任者等の指導などの職務を行う。
- 警部補・・・取調など調書作成、身柄の引き渡し、各種令状請求ができる。
- 警部・・・警視の下、警部補の上。現場指揮を統括する立場となる職位。
- 警視・・・警視正の下、警部の上。昇任試験を受け警察署長になる例が多い。さらに優秀であれば本部課長や参事官に転ずる場合がある。この階級からキャリア組と呼ばれる。
- 警視正・・・。警視長の下、警視の上。国家公務員試験(I種試験)に合格し警察庁へ採用された、いわゆる「キャリア組」の警察官は、採用後15年以降で順次昇任する。また、国家公務員試験(II種試験)に合格し警察庁へ採用された、いわゆる「準キャリア組」の警察官は、採用後25年以降で順次昇任する。
- 警視長・・・上から3番目の階級。キャリア組の警察官は採用22年目辺りで勤務成績優秀者から順次昇任する。ノンキャリアも推薦により昇進することもある。
- 警視監・・・上から2番目の階級。「キャリア」は原則として全員昇任する。
- 警視総監・・・警察官の階級の最高位。首都の治安に対する重責を担う。
仕事内容
警察官は、個人の命、身体、財産を守り、社会の治安と秩序を守ることを任務としています。
交番や駐在所に勤務する警察官は、道案内や遺失物の受け付け、巡回連絡パトロールなどの業務を行います。
刑事課は殺人事件や暴力団の取り締まりなのど刑事事件。鑑識課は事件現場から犯人の手がかりとなる指紋の採取などを行います。
いずれも、船員任務に就く場合は警察官の勤務経験を経た後、研修を受けることになります。
日本は先進国と呼ばれる国の中でも警察官の数は最も少ないと言われています。
今後の犯罪の増加などによる治安悪化などを考えると、多くの人に就いてほしい職業の一つと考えられます。
なりかた・資格・収入・等
警察官になるためには、各都道府県が行う採用試験に合格しなければなりません。
市民の安全と財産を保護する警察官の受験資格はⅠ~Ⅲ類に区分されていて、それぞれに年齢制限や学歴の制限、さらに身体も体重・身長・視力など細かい基準ががありますから確認が必要です。
女性による犯罪も増えているので女性警察官の活躍も求められています。
警察官になった後には、勤務経験を積んで行くと、それぞれの研修を受け刑事課や鑑識課などの専門職に就くことも可能です
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