◆水族館飼育係の仕事内容
社団法人日本動物園水族館協会に加盟している水族館は約65。加盟してない水族館もありますので、それらを合わせると約100箇所ほどの水族館が日本にはあります。
飼育係は、水族館で水槽を巡回して水中や海中に生息する生物が病気にかかっていないかなど異常をチェックしたり、餌の世話や水質管理、生命維持装置の維持管理と点検作業を行います。
なりかた・資格・収入・等
各水族館が一般採用試験を行う場合と、運営している経営母体が独自に採用試験を行う場合があります。
都道府県が運営している水族館は、飼育係の多くが畜産や獣医などの技術系職種の公務員であり、それぞれの試験区分の採用試験に合格する必要があります。ただし、職種により試験を行わない年もあるため、合格しても必ず飼育係になれるとは限りません。
又、私立の水族館と公立の水族館では、試験内容や募集人数に違いがあるので、就職したり水族館に問い合わせて見る事も必要です。
採用されるのあたり、特に学歴を問われることはないのですが、高校や大学で水産学や生物学を学んでおけば有利になるかもしれません。
水族館や動物園で飼育係に従事する人に関係する資格には、「飼育技師資格認定試験」があります。これは、水族館や動物園で働く人の資質を向上させることを目的に、(社)日本動物園水族館協会が認定しています。
受験資格は、(社)日本動物園水族館協会に加盟している動物園や水族館で2年以上飼育実務に従事している人。
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