漆職人

◆漆職人とは

漆(うるし)とは、ウルシ科の漆の木などから採取した樹液を加工した天然樹脂塗料のこと。「漆工(漆工芸)」などに利用されます。

漆(うるし)とは、ウルシ科のウルシノキ(漆の木;Poison oak)やブラックツリーから採取した樹液を加工した、ウルシオールを主成分とする天然樹脂塗料である。塗料とし、漆工などに利用されるほか、接着剤としても利用される。

引用元:wikipedia・漆

漆を木や紙などに塗り重ねて作る工芸品を「漆器(しっき)」と言います。

器(しっき)の製作は分業化されており、それぞれの工程で、塗り師、木地師、蒔絵師、沈金師などと呼ばれています。

  • 木地師・・・原材料の木を決まった寸法に切り、椀ものや板ものなど、作品により加工して素地を作る。
  • 塗師・・・木地に下塗りがされたものに上塗りで漆の仕上げを行う。
  • 蒔絵師・・・上塗りの後に飾り絵を描く。
  • 沈金師・・・蒔絵に金粉などを入れて飾り絵を描く。

なりかた・資格・収入・等

徒弟制度を採っている事業所が多い。
又、自治体が養成校を運営しているところもあります。

世界的にも有名な輪島塗の産地石川県では、重要無形文化財保持者の技術伝承者養成と、関連する漆芸技術の保存育成、調査研究、資料収集等の事業を行うため、石川県立輪島漆芸技術研修所が設立されています。

ここでは、漆職人としての基礎を学ぶことができます。

 

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