駐車監視員とは
仕事内容・特徴・必要性・等
駐車監視員とは、警察署長の委託を受けた法人の下で、駐車監視員活動ガイドラインに基づき地域を巡回し、放置車両の確認や確認標章の取付けなどの業務を行う者のことであり、法律上の資格が必要とされています。
業務は、駐車違反の取り締まりを行うことです。
現場では2人以上1組で巡回し、駐車監視員が違反状態にある車を見つけた時点で違反となり「確認標章」(ステッカーの役割)を取付けます。
取り締まり方法も違反車をデジタルカメラで撮影し、摘発を行います。
違反車両の撤去や罰金の徴収、車両引渡しなどは警察の業務となり、指示によって別途行うことになります。
公的業務となりますので、業務を行っている時は「みなし公務員」となります。
就業の要件・資格・学歴・等
特に必要な学歴はなく、駐車監視員の資格が必要となります。
これは、各都道府県が実施する「駐車監視員資格者講習」を受講・修了、考査に合格をすれば、資格の取得となります。
以下、当てはまる人は受講は不可となります。
・18歳以下でアルコール、麻薬、覚せい剤などの中毒者
・集団的に、又は常習的に暴力的不法行為その他の罪に当たる行為を行うおそれがあると認めるに足る相当な理由のある者
受講料は約2万円となっています。
資格を得たら、委託を受けている民間会社に就職を目指します。
参考報酬・給与・等
勤務した就職先にもよりますが、相場は15万~22万円が一般的な数字のようです。
正社員雇用が少なく、契約社員やアルバイトなどが多く見られます。
参照・問い合わせ先
各警察署の交通課
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