建築士

◆建築士とは

建築士は一般住宅からオフィス、各種公共建築物などまで、あらゆる建築物の企画・設計と工事監理が主な仕事です。又、建主や工事現場の責任者との折衝や建築の確認申請など、建築に関する様々な業務があります。

建築士には1級建築士と2級建築士、木造建築士の資格があります。資格により扱える建築物の規模が異なります。

  • 1級建築士・・・延べ床面積が500m²以上の大型建築物。木造建築物または建築の部分で、高さが13mまたは軒の高さが9mを超えるもの、等。
  • 2級建築士・・・延べ面積が500m²未満の建築物。木造建築物または建築の部分で高さが13mまたは軒の高さが9mを超えないもの、等。
  • 木造建築士・・・延べ面積が300m²以内、かつ2階以下の建築物の設計・工事監理。

なりかた・資格・収入・等

建築士の資格を取得するには、専門学校や大学などで専門知識を学ぶことの他に、実務経験も必要になります。

2級建築士と木造建築士の受験資格は、建築または土木課程の修了が前提。大学(短大含む)または高等専門学校卒業の場合は土木の実務経験が1年以上、高等学校卒業の場合は建築・土木ともに3年以上の実務経験が必要となります。

1級建築士は、建築または土木課程終了後、建築の実務経験が必要。大卒は2年以上、3年制短大は3年以上、2年制短大は4年以上、2級建築士の場合は4年以上の経験が必要です。

なお、「建築に関する実務の経験」として認められるものは、設計事務所、建設会社、工務店などで建築物の設計・工事監理・施行監理、大工、官公庁での建築行政・営繕、大学・研究所・工業高校等での建築に関する研究・教育など。

詳しくは下記の関連記事をご覧下さい。

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