化学肥料製造技術者

◆化学肥料製造技術者とは

肥料には多くの種類がありますが、大別すると有機肥料と無機肥料に分類できます。化学肥料は無機肥料に含まれます。又、両方を混合したものは「混合肥料」といいます。

  • 有機肥料・・・有機物(有機資材)を原料としたもの。植物性肥料では油粕や草木灰、糠(ぬか)など。動物性肥料では魚粕、牛糞、干鰯、鶏糞、人糞尿、骨粉、堆肥、など。
  • 無機肥料・・・無機物を主成分とした肥料で、工場で化学的に生産されたものがほとんど。硫安、塩安、尿素、硝酸カリ、石灰窒素、過リン酸石灰、重過リン酸石灰、塩化カリ、硫酸カリ、等。

 

化学肥料製造技術者とは、生産される化学肥料が、その用途に即したものかどうか制御、監視する仕事を行います。

製品の製造過程で、目的に即したものが生産されるよう、プラントの制御(監視・操作)に携わります。又、現場の巡回も行います。

なりかた・資格・収入・等

原則として、化学肥料製造会社に勤務することになります。
必要な学歴としては高卒以上、入社後に社内研修があります。

資格としては、関連したものに「危険物乙種取扱主任者」や「第2種酸素欠乏危険作業責任者」などがあります。

 

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