◆公正取引審査官になるには
公正取引審査官は、公営取引委員会において独占禁止法違反に関する調査を行います。
公正取引委員会とは日本の行政機関の一つ。内閣府の外局として、内閣総理大臣の所轄の下に設置される、合議制の行政委員会です。
私的独占、不当な取引制限(価格カルテル、市場分割カルテル、入札談合等)及び不公正な取引方法(不当廉売、優越的地位の濫用等)を摘発しています。
独占禁止法は、不当な取引による拘束を排除することで、公正な競争を促し、事業活動を盛んにし、雇用および国民の所得水準を高め、一般消費者の利益の確保をすることなどを目的に制定されています。
仕事内容
公正取引審査官とは、独占禁止法に基づいて、同法に抵触すると思われる事件の調査を行ったり、審判に立会い証拠の申し出などを行うのが職務です。
公正取引委員会事務総局の職員として勤務することになります。
公正取引委員会事務総局の職員数は、行政機関職員定員令により定められており、欠員があった場合のみ職員の募集が行われるようです。
なりかた・資格・収入・等
公正取引審査官になるには、人事院が行う国家公務員試験に合格後、採用試験に合格する必要があります。
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