介護の仕事

◆介護関係の仕事一覧

日本のみならず少子高齢化は中国等、他の国でも進んでいます。その中でもわが国の特徴は、平均寿命が男女共に高くなおかつ少子高齢化が進んでいると言うこと。

特に75歳以上の高齢者(後期高齢者)の数が増えており、将来的には65~74歳の高齢者(前期高齢者)人口を上回り、さらに増え続けることが予想されています。

そんなことから見ても、介護関連の職種は今後も需要を増していくばかりだと思います。

しかし、その需要に反してこの仕事に就く人が不足しているのが現状です。それは、夜勤が多く、糞尿の処理などを含めた身の回りの世話等、日常の仕事が肉体的・精神的にハードな割りには低賃金だと言うこと。

そんな現状を打破するべく、インドネシアやフィリピンなどから、看護師・介護福祉士候補者の受入れを進めています。

しかし、言葉や生活習慣の違い、受け入れ施設の少なさ、資格取得の困難さなどが壁となり今一劇的な効果は出ていないようです。

今後は、最低賃金の引き上げや試験内容の見直し等、多くの問題が改善されることが期待されます。

介護の仕事は今後需要を増して行くばかりです。
介護を通じて社会貢献をしたい、高齢者を助けたい、などという人は向いている職種だと思います。

なお、福祉や医療の仕事と重なるものもありますので、こちら「福祉の仕事医療関係仕事」もご覧下さい。

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コラム

最低賃金とは

使用者は、定められた最低賃金以上の賃金を労働者に支払わなければなりません。原則として、常用、パート、などの雇用形態を問わず、全ての労働者が対象です。

最低賃金は、「地域」「産業」別の2種類。
「地域別」は都道府県ごとにより、全ての業種に適用されます。
「産業別」は、特定の業種ごとに定められ、「地域別」よりも高い金額が設定されています。

特定業種の労働者であれば「産業別」、他は「地域別」が適用されます