外国産食料検査指導員

◆外国産食料検査指導員とは

外国産食料検査指導員とは、海外から輸入する食材(米・麦等)について、事前調査や見本の検査などを行い指導する人たちです。

現在では、ほとんどこの業務は民間の機関に移行されているようです。民間の検査員は「農産物検査員」と呼ばれます。

日本穀物検定協会の農産物検査

一般財団法人・日本穀物検定協会では、農産物検査法に基づく登録検査機関として、農林水産大臣登録農産物検査員が農産物を厳正に検査をしています。

  • 外国産農産物検査・・・全国の輸入港に経験豊かな検査員を配置し、万全な体制で検査依頼を受けています。輸入穀物等に対する理化学的分析も。
  • 国内産農産物検査・・・生産者及び売買取引業者等からの検査請求に応えるため、全国において米麦及び雑穀類等の品位等検査を行っています。

全集連の農産物検査

農産物検査は、農産物検査法に基づいて生産者が生産した米穀等について品位等検査を受けるものです。

品位等検査には、農産物の種類、銘柄、量目、荷造り及び包装並びに品位が含まれます。米の場合、品位は、色や形等を基準に1等、2等、3等、規格外に区分します。

平成18年4月から農産物検査が民間の登録検査機関による検査に完全移行されました。 全集連グループの登録検査機関は37機関あり、約1,500名の検査員が米を年間40万から45万トン程度検査しています。

引用元:全集連・農産物検査とは

なりかた・資格・収入・等

全国の民間検査機関に勤務することになります。

必要とされる学歴や経歴などとしては、理化学系大学・修士や分析業務の経験は必要とされます。

農産物検査員育成の研修を受けることになります。

 

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