◆個人情報保護士になるには
2003年5月23日に「個人情報の保護に関する法律」が成立しています。
情報化社会の進展により行政や民間が保有する膨大な個人情報を容易に処理することが可能になったことで、個人情報データベース等から個人情報漏洩によるプライバシーの侵害の危険性が増大していきました。
国際的にも個人情報の取り扱いや積極的プライバシー権の保護は重要視される傾向になります。そして幾つかの個人情報漏洩事件が起こったこともあり、2003年(平成15年)5月に個人情報保護法は成立しました。
個人情報保護士は、財団法人全日本情報学習振興協会が設けている民間資格の称号です。2005年の個人情報保護法全面施行にあわせ試験が開始されました。
仕事内容
個人情報保護士とは、2005年に施行された個人情報保護法に基づいて企業内での情報管理に従事する人たちです。
財団法人全日本情報学習振興協会が設けている民間資格です。
「個人情報保護法の正しい理解と安全管理に関する体系的な理解」及び「企業実務において個人情報の有効活用や管理・運用を行うことのできる知識や能力」をもつ人材を認定する同協会主催の「個人情報保護士認定試験」の合格者を個人情報保護士と呼ぶ
なりかた・資格・収入・等
受験資格に制限はありません。
個人情報保護に特化した試験で、四半期ごとの3月・6月・9月・12月の第2もしくは第3日曜日に実施されます。合格後も2年に1回の更新試験に合格する必要があります。
尚、民間資格であることから業務独占資格は与えられません。
関連記事・参照先
スポンサーリンク